FAQ|フォルダ間のファイル移動(Windows基礎動作)|動画解説

+++++こちらは単なるWindowsの基礎動作です</+++++

SSCSにおいて、再インストールやバージョンアップ(同一系統内。ver1→ver2を除く)を行う際、「書き出し作業と取り込み作業」を行う必要があります。
概要としては

  1. 元のSSCSで書き出し作業を行って、書き出しデータファイルを生成する
  2. (1)で生成されたファイルを、新しいSSCSの「取り込みデータフォルダ」に移動する。
  3. 新しいSSCSで取り込み作業を行う。

となるのですが、ここでは(2)の作業「フォルダ間のファイル移動」について解説した動画をご紹介いたします。

SSCS全般】取り込み作業前の、書き出しデータフォルダ内のファイルを『新しい』SSCSの中の「取り込みデータフォルダ」へ移動する方法

https://youtu.be/XlGoNaIbMr0

★内容としては「フォルダA内のファイルを、フォルダBへ移動する」というPCの基本操作であり、特別な操作ではありません。
★動画はver1を使用していますが、ver2でも同じ操作です。

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次期元号『令和』への対応2

http://sscs-by-agauto-i.sblo.jp/article/185352019.html

にてお伝えしておりましたSSCS Full ver2.5での改元対応ですが、開発ソフト側での対応が5月以降になると本日発表がありました。

そのため、新元号「令和」(英略時 R)についての『完全な対応』は5月以降となります。

そこで急遽ですが、開発ソフト側の仕組みに頼らずとも実現できる部分だけを新元号に対応させた『ver2.10』をリリースすることにしました。

ver2.10は、ver2.08と同じファイルフォーマット・同じ開発ソフトとなります。そのため、

  • 対応OS等の変化なし。ただし、Mac版はver2.10はリリースせず(ver2.5はリリース予定)
  • ver2.xxの登録ユーザ様は無償でバージョンアップ可能 (ver2.5も同様)
  • 試用解除パスワードの変更もなし
  • 基本的な機能の変化等もなし
  • ver2.08からのバージョンアップは容易 (再インストール等やver2.07からver2.08へのupと同じ)
  • リリースは4月中
  • リリースに間に合えば、実装の簡単な新機能をいくつか盛り込む可能性あり

の予定です。

今春のver2.5の登場を期待してお待ち頂いたユーザ様方には大変申し訳なく感じております。

しかしながら開発ソフトの都合だけではなく、ユーザ様へのサポートについても不安を感じておりましたので、ver2.10を挟んで期間の余裕を持った上でver2.5へと移行できればと考えております。

# ver2.5は元々新しい開発ソフトとファイルフォーマットになるため、ver1系からver2系へのバージョンアップと同じくデータコンバータが必要になる仕組みです。最近は改元対応についての質問やサポート等が「かなり」増えており(Webサイトで情報の告知はしておりますが)、ver2.5を期間の余裕なくリリースすると改元実施までにサポートしきれないのではないかと感じておりました。

なお、改元への完全対応をしたver2.5のリリース時期ですが、上述の通り5月以降(開発ソフト側での対応後)となります。詳しい情報は引き続き本ブログをご覧いただけますようお願いいたします。

また、ver2.10のリリース時期についても本ブログにてお伝えいたしますので、よろしくお願いいたします。

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次期元号(改元)への対応

次期元号(改元)への対応を行ったver2.5をこの春リリースいたします。

2019年10月に予定されている消費税率の変更については、既存バージョンでも対応しておりますが、ver2.5ではさらに改良を予定しています。

また同時に変更が”噂”される自動車関連の新税(走行距離税や環境負荷税)については詳細が全く不明ですが、こちらもある程度は既存バージョンでも対応しております(増加項目数次第)が、ver2.5ではさらに改良を予定しています。

以下、既報となりますが条件等をご確認ください。

  • ver2ユーザ様は無償アップグレードとなります。
  • 動作OSは、WindowsはWindows 7 SP1以降、MacはmacOS X 10.9 Mavericks以降の予定となっております。
  • ver1ユーザ様は、既にver1は開発終了となっておりますので(開発環境も非動作のため新規サポート不可) 、非対応となります。

なにとぞご了承いただきますようお願いいたします。

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FAQ|緊急起動からの強制起動モードでデータ書き出し

SSCS Full ver1.3xにおいて、パソコンの故障やパソコン環境の変化などにより正常起動しなくなった場合には、

  1. SSCSを「緊急」起動する
  2. 試用解除パスワードを使い、「強制起動モード」に入る
  3. データの書き出し

という作業で入力データをレスキューします。以下にその作業方法について詳細に解説します。

  1. SSCSのアプリ本体(Windowsの場合、拡張子がEXE)をキーボードのシフトキー(Macの場合はオプションキー)を押しながら起動します(緊急起動モードでの起動)。細かくは「アイコンをダブルクリックした直後に、シフトキーを押す」です。
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  2. 成功すると、このような小さなパスワードを求めるウインドウが現れますので、”特別なパスワード”(試用解除パスワードではありません)を入力し、「OK」をクリックします。”特別なパスワード”についてはサポート宛までお問い合わせ下さい。
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  3. 「起動の失敗1」という画面になります。画面右下の「強制的に起動するには?」ボタンをクリックします。
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  4. SSCSに記憶されているシリアル番号に対応する、試用解除パスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。試用解除パスワードを必要とするのは、入力データのセキュリティのためです。
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  5. 成功すると「強制起動モード」での起動が完了します。全ての台帳類のデータをまとめては書き出しできませんので1つずつ行います。ここでは顧客台帳を選んでみます。
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  6. 書き出しが始まる旨を知らせるダイアログが表示されます。「する」をクリック。
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  7. 「開始」をクリック。
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  8. 注意>SSCSのフォルダ内の「書き出しデータ」フォルダ内に既にファイルがある場合は上書きされるという警告です。問題が無ければ「続行」をクリック。
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  9. 書き出すレコードの対象を指定できます。通常は「はい」を選んで全てのレコードを対象にしてください。
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  10. しばらく待つと書き出しが完了します(待ち時間はデータの入力量とパソコンの性能により左右されます)。「OK」をクリックします。
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  11. 書き出されたデータを確認してみます。SSCSのフォルダ内の「書き出しデータ」フォルダを開くと…
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  12. 無事、顧客データが書き出しされていました。
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  13. 続いて別の台帳にて書き出しを行います。
  14. 「アクセスは拒否されました」という画面になっているので…
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  15. メニューバーの「ウインドウ」から「メインメニュー」を選び…
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  16. 再び 5 の画面に戻ります。その後は必要な台帳類(念のため全てを強く推奨します)にて書き出し作業を行います( 5 から 16 を繰り返す)。
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  17. 全てが終わったら、画面左下の終了ボタンにてSSCSを終わらせます。
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以上で「緊急起動→強制起動モード→データの書き出し(レスキュー)」が完了です。その後は、バージョンアップと同じ手順で、新品のSSCSに今回書き出ししたデータを取り込み作業してください。

【お知らせ】

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FAQ|郵便番号辞書の機能が使えない

SSCSの顧客台帳において郵便番号検索機能をご利用になるには、

  1. 必要なエリアの郵便番号データをダウンロード(無料)
  2. そのデータをSSCSに取り込む

という準備作業が必要になります。以下にその準備作業および機能の利用方法について詳細に解説します。

<注意>

以下、リンク部分の後ろの (+) は「リンク先がブラウザの別ウインドウで開く」ことを意味しています。

  1. 必要なエリアの郵便番号データのため、当店のサイトをWebブラウザで閲覧します。郵便番号データのダウンロードページはこちら(+)です。
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  2. 郵便番号データのダウンロードページ下部に、エリア別にわけられたデータのダウンロードのリンクがあります。例として、北海道エリアをダウンロードしますので、「北海道エリア」をクリックします。
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  3. ダウンロード(お使いのパソコンにデータを保存)してよいかを尋ねるダイアログが表示されますので、「保存」をクリックします。なお、このダイアログ画像やダイアログの有無はお使いのWebブラウザやセキュリティ対策ソフトなどにより異なる場合があります。パソコン環境によっては、リンク部分(例では「北海道エリア」の文字列)を右クリックして「対象をファイルに保存…」を選択すると同様のことが行えます。
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    ☆☆
  4. ダウンロードするデータの、自分のパソコン内での保存先を問うダイアログが出ますので、好きなところを指定して「保存」をクリックして下さい。例では「デスクトップ」に保存します。
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  5. 北海道エリアの郵便番号データ「a_hokkaido.zip」が圧縮ファイルとしてダウンロードできました。
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  6. ダウンロードしたら、そのファイルを展開・解凍します。展開・解凍の方法はこちらの解説(+)をご覧下さい。
  7. 展開・解凍に成功すると、さらに細かいエリア別の圧縮ファイルになっています。こちらから必要なエリアを同様に展開・解凍します。
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  8. 最終的にこのように「拡張子が.fmj」のファイルになれば展開・解凍は終わりで、準備OKとなります。例では、北海道エリアのデータから札幌エリアのデータが準備OKとなっています。
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  9. SSCSを起動または起動直後の画面に移動します。「ユーティリティ」ボタンをクリックします。
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  10. ユーティリティ画面にて、「その2」をクリックします。
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  11. ユーティリティ2画面にて、「郵便番号辞書にデータ追加」の右横の「追加」ボタンをクリックします。
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    #ちなみに例では、現時点の郵便番号辞書の中身はこのように1件だけになっています(中身の確認の方法は後述)。
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  12. 郵便番号辞書にデータ追加してもよいかの確認ダイアログが出ますので、「する」をクリックします。
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  13. 取り込みたいファイルの選択方法の確認ダイアログが出ますので、「OK」をクリックします。
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  14. aファイル選択ダイアログにて、希望する郵便番号データのファイルを選び「開く」をクリックします。場所はあっているのにダイアログ内にファイルが表示されない場合は、ダイアログ内の「ファイルの種類」部分が「すべてのファイル」になっているかを確認して下さい。
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  15. これで郵便番号データの追加が行われました。確認してみます。
  16. ユーティリティ2画面にて、「郵便番号辞書のデータ削除/変更画面へ」の右横の「移動」ボタンをクリックします。
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  17. データが追加されているのがわかりました。画面右上の「戻る」ボタンで前の画面に戻ります。
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  18. 実際にこの機能を利用してみます。顧客台帳のデータ入力画面にて、住所の左側または右側のどちらかの、郵便番号フィールドまたは県市区郡フィールドにデータを入力し、専用のボタンをクリックします。
  19. 例では、住所の右側の、県市区郡フィールドにデータ「札幌市中央区」とだけを入力しました。その右横の四角い灰色のボタンをクリックします。
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  20. 確認のメッセージが出ますので、確認して「はい」をクリックします。
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  21. 例では、「札幌市中央区」としかデータを入力していないので候補がたくさんヒットしました。例では、「旭ケ丘」を選ぶ事にして、その列の左側の青いボタンをクリックします。
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  22. 郵便番号と住所が自動入力されました。
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データの追加(ダウンロードと追加作業)そして使い方は以上です。

【ヒント】

  • なお、20番の確認ダイアログは顧客台帳の設定にて表示しないようにもできます。
  • 不必要なエリアのデータまで入れてしまうと検索の精度が落ちる場合があります。例えば、全国の郵便番号データを追加した状態で「中央区」との入力だけでこの機能を使う場合、札幌市中央区・東京都中央区・千葉市中央区・大阪市中央区…など多数の条件がヒットします。また検索に時間がかかるため、パソコンの性能によっては待ち時間が長くなる可能性もあります。

///以上///

FAQ|消費税率の変更に伴う請求書の消費税額について

SSCS Full ver2.0x(最新バージョン2.08)では複数の伝票をまとめて請求書を作成できますが、その消費税の部分についてご説明いたします。

SSCSでは各伝票ごと(正確には各明細行ごと)に消費税額が決定しております。ですので例えば、

  • 毎月20日締めの取引先があり請求書を作る場合
  • 3/20締めの請求書は当然全て消費税5%
  • 4/20締めの請求書は3/21〜3/31までの伝票は5%、4/01〜4/20までの伝票は8%と混合

になります。

納品時の伝票は『正式な』消費税を含まず、締め日に各伝票の小計を積み上げてそれに消費税率をかける請求書発行方法を取る企業もあるようですが、上記例で言うなら、

  • >4/20締め時点で3/31の売上1件だけというケースの請求書を作る場合
  • 3/31に作成した伝票は5%
  • 4/20発行の請求書は8%

ということになり、違和感があります(「締め日」という商慣習がある限りさけられないでしょう)。

上記を考慮して「前述の小計積み上げに税率をかけるパターン」と「SSCSの伝票個別の消費税率をとるパターン」のどちらであっても、3/31と4/01をまたいで締め日がある場合、万人が納得する方式にはできませんので、この点についてはあくまでも「伝票個別の消費税率をとるパターン」をSSCSの仕様ですのでご理解いただけますようお願い申し上げます。

///以上///

FAQ|強制起動(シリアル変更モード)|動画解説

強制起動(シリアル変更モード)の方法について、動画を使った解説を作成しました。

http://www.youtube.com/watch?v=Tkx2dVcjzzU

強制起動(シリアル変更モード)は、SSCS Full ver2.0x系に搭載されている機能で、パソコンの買い換えや故障などでSSCSを丸ごと移動する際の作業です。

///以上///