※ ver1.3以降では、車輌本体価格、付属品、特別
仕様、課税販売所費用の消費税率をそれぞれ個別に設定できるようになりました。以下の説明はver1.02のものです。ver1シリーズをお使いの方はver1.3xに無料バージョンアップできますので、バージョンアップしてください。
結論から申し上げますと、SSCS Full ver1.02にはこのような場合に備えた機能がありません。
申し訳ございません。
さて、現状のSSCSでこの場合になんとかする方法が『一応』あります。不完全な対処法ですが、よろしければお試しください。
- 普通に販売見積を作成する(顧客台帳などからの連携か、販売見積のデータ入力画面
でレコード追加)。
- 消費税率というフィールド(項目)があるので、ここを0(ゼロ)にする。
- あとは普通にデータを入力していきます。
以上です。
この方法で消費税率を0%にすることで 車輌本体価格を非課税(と同等)にすることができます。
ただし、付属品や特別仕様、課税販売諸費用までも消費税率0%になってしまいますので注意が必要です。場合によっては、別
途もう1枚販売見積を作成してそちらは課税(消費税率を通常の%にする)とし、消費税がかかるものはそちらに記載するという方法もあります。
◆テクニカルインフォメーション◆
販売見積に限らず納品請求書台帳や各種見積などすべてで、SSCSは各レコードごとに消費税率フィールドを持っています。つまり、あるレコードの消費税率を
変更しても既存の他のレコードに影響は無いということです。これは、消費税率が変更された場合に備えたものでして、これによりある日を境に
消費税率が増減しても過去につくられたレコードには影響がありません。
ちなみに、通常はレコードが作成されると「消費税率5%」が自動的に入りますが、これはメインメニューの初期設定にて指定された値が自動的に入るようになって
おり、そこを変更すると以後作成されたレコードでは自動的にその値が入るように変わります。この場合でも、過去に作られたレコードには影響はありません。
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