入出庫台帳からの連携や顧客台帳からの連携で伝票を作ると宛名は自動的に入力されます。特に入出庫台帳からの連携は、車輌の修理・整備歴の管理に役に立ちますので、車輌台帳に登録されている車輌の伝票は「入出庫台帳に入庫→伝票台帳に連携」という流れで作成して、今後の管理を楽にしたいものです。
しかし、SSCSに登録済みの顧客の車輌であっても、伝票の請求先・宛名がその顧客では無い場合も現実としてあります。例えば、SSCS上の顧客「サンプル太郎」様のお車が事故に遭われて、任意保険を使わずに事故相手「事故花子」様が修理費用を支払うような場合です。
このような場合の「お勧めな一連の操作方法」は以下の通りです。
- 登録されている車輌から、通常通りに入出庫台帳に入庫する
- 通常通り、そこから連携で伝票を作成する
- できた伝票の宛名部分を自由に変更する
※ この画面写真では、宛名変更後に住所とTELを手動で消しています。
これで、「車輌の修理・整備歴として入出庫および伝票台帳は関連付けられていて、管理できている」状態で、なおかつ「伝票の宛名だけは別人名義」という状態になります。この伝票は「請求機能」によって請求明細書にすることもできます(請求機能の操作は通常通り、この場合なら「損害 花子」様の請求明細とします)。
※ このTipsはで使えます。画面写真はWindows XP+SSCS Full ver2.08です。 |